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MODX WEB制作のメモ

MODXをインストールする その2

サーバにアップ後、データベースの接続やプラグインのインストールまで設定していきます。

こんにちは!ミールです。
前回に引き続き、インストールを進めていきたいと思います。

インストーラ

前回はhtaccessの設置まで終わりました。
ここからがMODXは便利なところで、インストーラに沿って進めていきます。

引き続き、公式サイトを合わせてご確認ください。

MODXのインストール手順解説|MODX 日本公式サイト

http://modx.jp/docs/install/install.html

1.インストールしたディレクトリにアクセスする。

ルートディレクトリの場合は「/」ですね。
アクセスすると、インストール画面が表示されます。画面に従って、「進む」を選択してください。

2.データベースの設定

ほかのCMSもそうですが、MODXはデータベース上にデータをため込んでいきます。各種ページのデータもデータベースに格納され、アクセスがあるとデータベース(またはキャッシュ)からページが生成されます。

  • データベースホスト(サーバー)名
  • データベースユーザ名
  • データベースパスワード

これは、契約されているサーバの管理画面の「データベース設定」なんかから見れると思います。
契約内容によって、データベース数やら、ホストが「localhost」なのかはたまた全然違う書き方で記載されているか違うので、サーバ会社さんのマニュアルを見てみてください。

この後便利なのが、「ここをクリックして、接続テストを行なってください」をクリックして、記載があっているか確認できます。
NGだった場合は先に進めないんです。助かります。

接続を確認した後に、

  • 利用するデータベース名
  • Tableプレフィックス

を設定します。
データベースが複数あって、使い分けしたい場合はここで任意のものを設定してください。

また、tableプレフィックス、便利です。同じデータベースでMODXを複数使用したい場合はテーブル名かかぶらないように「modx_」「modx2_」と使い分けします。
また、違う同じデータベースに違うCMSをインストールした場合も、テーブル名なんて似たものがあるので、これがないとどのCMSのテーブルかさっぱりわからなくなります。

そして、もう一回テストできます。間違って作っちゃうこともないです。安心です。

3.管理アカウントを作る

いわゆる、MODXにログインする管理者アカウントです。
「ログイン名」と「パスワード」でログインすることになるので、忘れず・かつセキュリティ的に問題ない設定をしましょう。

4.インストールオプション

  • サンプルサイト
    デザインも何も決まってなくていじりたい人にはいるのかもしれません。私は使ったことありません。
  • テンプレート
    「xRay」使ったことありません。学習用途向きのシンプルなテンプレートだそうです。せっかくなので、なしで独自でテンプレートを作ってみましょう。
  • テンプレート変数
    「キーワード」キーワードをテンプレート上で管理したい場合はつけてもいいかもしれませんが、後から自分で設定もできます。
  • チャンク
    「mm_rules」これは入れておきましょう!後々、投稿画面をカスタマイズしたいときに使えます。
  • モジュール
    「Doc Manager」サイトのボリュームが増えてきたときに便利です。一応入れておきます。
  • プラグイン
    お好みで入れてください。
    「Forgot Manager Login」ログインパスワード忘れたときに使えるらしいです。
    「Manager Manager」チャンクでも触れましたが、登校画面のカスタマイズに便利です。
    「Quick Manager +」使ったことないです。編集画面をページからダイレクトに開けるほかのCMSでもよくある機能ですが、逆に見づらくなるので好きじゃないです。
    「TinyMCE」いわゆる「リッチテキストエディタ」という、コンテンツの投稿をブログ感覚でできるエディタです。ただ、バージョンはちょっと古いです。
  • スニペット
    「Ditto」必須推奨です!任意の一覧生成を結構自由にできます。
    「eForm」フォームが作れます。セキュリティはご自身でチェックしながら使ってくださいね。
    「TopicPath」パンくずが簡単に作れます。
    「WayFinder」メニューを作るらしいですが、使ったことがないです。
    「WebLogin」会員制サイトを作れます。

私は大体「mm_rules」「Doc Manager」「Manager Manager」「TinyMCE」「Ditto」「TopicPath」を入れます。

5.インストール!…パーミッション?

オプションまで進むとインストール前の状態確認が開始されます。
何も問題ないとすべて順調に「問題なし」で終了しますが、よくあるのが、ディレクトリの書き込み属性・・・いわゆるパーミッションです。
丁寧なことに、画面上に設定するパーミッションについては記載されているので、指示に従ってパーミッションを変更してください。
私はWinSCPを使っているので、対象ディレクトリを右クリック→プロパティ→パーミッションで該当数値にし、「同じパーミッション/グループ/所有者を再帰的に設定」(※ディレクトリの下層にも同じパーミッションを設定する)にチェックをつけてOKを押すと設定できます。

確認が完了したら、「諸条件に同意」にチェックを入れて、いざインストール!

6.インストールディレクトリを削除

インストールに使用したファイルは、インストーラの最後に「インストールディレクトリを自動的に削除」にチェックを入れて「インストール終了」をクリックすると、自動で消してくれます。
チェック付け忘れた場合は、後でFTP上から自分で削除してくださいね。

今回はここまで!次回は、インストールしたMODXにログインし、初期設定をしましょう。