個人的にはMODXのインストールより難易度が高いように思うワードプレス。
今回はサイト本体(ルートディレクトリ)ではなく、その配下にWordpressをインストールしてみます。
インストール手順を紹介しているサイトは多々ありますが、まずは公式サイトに沿ってインストールしてみます。
WordPress のインストール – WordPress Codex 日本語版
http://wpdocs.osdn.jp/WordPress_%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB
1.Wordpressの入手
公式サイトから圧縮の一式を入手します。
ダウンロード | WordPress.org 日本語
https://ja.wordpress.org/download/
「ダウンロード」ボタンを押すと、zipで取得できます。
.tarや.gzもあるみたいです。
2.インストールする
事前準備
MODXと同様に、Wordpressにもスペックの要件があります。
上記のサイトに最低要件も記載があるので、サーバのスペックと照らし合わせてください。
ご自身のサーバのアクセス情報、DBの情報も確認しておきます。
あらかじめ設定ファイルを更新する
WordPress、最初のここが一番面倒だと思っています。
wp-config.phpというphpの設定ファイルをインストール環境に合わせて設定を行っていきます。
- 解凍したインストールファイルの中から、「wp-config-sample.php」というファイルを見つけ、「wp-config.php」にリネーム(名前を変更)します。
このとき自身がない場合は、元のファイルを複製して、一応取っておいてくださいね。(サーバにはアップしません) - 何らかのテキストエディタでwp-config.phpを開きます。
Adobe Dreamweaverや、サクラエディタなんかがいいでしょう。
メモ帳でも開けますが、文字コードとかごにょごにょなので推奨されていません。エディタを使いましょう。 - まずはデータベースの設定を書き込みます。
27行目あたりからです。- データベース名
- データベースのユーザー名
- データベースのパスワード
- データベースがあるホスト名
- データベースの文字コード
今どきは大体utf8だと思います。違う?場合は変更してください。 - データベースの照合順序
基本変える必要ないです。
- 認証用ユニークキーというものを変えます。
セキュリティを高めるためにランダムな英数字記号をがーっと入れてあるものです。
わかりやすいものは絶対やめましょう。
設定ファイル内に、自動生成してくれるサイトのURLが書いてあるので、そこで作ったもの入れるほうが間違いないです。 - WordPressのデータベースのテーブル接頭辞
MODXでも触れましたが、1つのサイト・1つのデータベースに複数のシステムが乗っている状態だと、どっちがどっちかわからなくなります。
(例えば[comment]というテーブルがあったとしたら、MODXのコメントなのかWordpressのコメントなのかわからないですよね)
そのため、インストール時に後々明確に区別できるように任意のテーブルプレフィックスをつけておきます。
(「wp_」とつけておけば、[comment]は[wp_comment]になるのですぐわかりますよね)
WordPressを複数使う場合はwp1_、wp2_みたいにしましょう。
ここまで編集したら、保存してください。
今回はここまで。
次回はサーバにアップロードして、DBを作っていきましょう!